フライト (映画) とアルコール依存症
8月のお盆に飛行機事故の映画をみる理由
私は飛行機がとても嫌いでした。
頭の中が墜落すること前提で。
あんな重いものが飛ぶはずない、落ちるに違いない。
そんな気持は飛行機に乗る度に薄れていった。
頭の中で正当化する声「パイロットは墜落前提で操縦しているわけではない」
8月は日航機墜落事故がありました。
1984年8月12日
忘れもしません
その8月に2017年はフライトという映画をみた
ロバート・ゼメキス監督「フライト」
ロバート・ゼメキスと言えばバック・トゥ・ザ・フューチャーやフォレスト・ガンプ/一期一会で有名な監督。
彼がデンゼル・ワシントンを主人公(パイロット)として撮影した映画
ジャンル的にはサスペンスなんだろうか…
そもそもこの映画にはモデルがある
Alaska Airlines 261 CVR Transcript
航空業界の闇かそれとも人の弱さなのか
航空業界は華やかに見えて色んな闇があるように見える、人を安全に運ぶことを前提としながら働く人たちの労働条件はいいとは言えない。
主人公ウィップ・ウィトカーは3日で10回のフライトをこなしている。
飛行機は離陸着陸時に多くのストレスを感じる、そのストレスのあるなかいくら国内便とはいえ10回のフライトはありえない。
彼はアルコールとドラッグに溺れる
フライト中もアルコールを絶やさない。
そして飛行機事故
事故の原因はアルコールではなく、整備不良だが、大人は誰かのせいにしたくなる。
航空会社の社長は人の命より自分の財産
調査する担当は機体より人、人を疑う
主人公はウィトカーはどうするか…(ネタバレなので書かない)
アルコール依存という恐ろしさを知らない日本人
私は2017年8月14日時点で109日禁酒している。
理由は健康診断の時、診療医より「お酒やめてみたら?」がきっかけだった。
それが100日となるともう少し続けたくなる。(笑)
お酒をやめたのはそれだけではない
お酒の勢いの怖さ
お酒で奪われる健康と時間
お酒を飲まないと「つまらない」とか言われてしまう。
しかしお酒で奪われるたものが沢山ある、自分が知らないだけで、気がつかないだけで
海外はアルコール依存症を重大なきっかけとしている。
アルコールで依存した人はより強い依存をする
ドラッグである。
日本では表向きドラッグは広がっていない
表向きだけである。
フライト (映画) から学ぶ依存症
ひとはどこかに依存している
ほとんどの人が依存体質だと感じている。
フライトという映画から学んだことは依存体質の怖さと人として依存に向き合う勇気
主人公は最終的に依存症である自分に向き合った。
私もこの映画から沢山学ぶことがあった